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女性システムエンジニアは少数派?目指す前に知るべき5つのこと

更新日:2025/07/11
女性システムエンジニアはまだ少数派です。割合や年収、向いている人の特徴、メリット・デメリットまで、未経験からでも目指せるシステムエンジニアのリアルを解説します。
目次
はじめに
「女性がシステムエンジニアになるのは珍しい?」そんな疑問を持つ方も多いかもしれません。実際、システムエンジニアに占める女性の割合はまだ2割程度と少数派です。
しかし、システムエンジニアはスキル重視の業界です。性別に関係なく活躍でき、高収入や柔軟な働き方を実現できる職種として注目を集めています。
本記事では、女性システムエンジニアの現状やメリット・デメリット、向いている人の特徴、必要なスキル・勉強法、キャリア戦略まで、これからシステムエンジニアを目指したい方が気になるあれこれをお届けします。
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この記事で言いたいこと
⚫︎システムエンジニア全体で、依然として女性は少数派
⚫︎システムエンジニアは働き方に柔軟性があり、女性のライフスタイルに合っている
⚫︎現状ロールモデルは少ないものの、徐々に女性の活躍の場が増えてきている
⚫︎少数派だからこそ、女性ならではの悩みも
システムエンジニアとは
システムエンジニアとは、クライアントの課題をヒアリングし、それをシステムによって解決する役割を担います。要件定義から設計、開発、テスト、運用・保守まで、プロジェクト全体を通して関与するケースが多く、コミュニケーション能力や論理的思考力が求められます。
女性システムエンジニアの現状と将来性
IT業界において中核的な役割を担うシステムエンジニアは、近年女性の進出が徐々に進んでいる分野です。しかし、依然として女性システムエンジニアは少数派であるのが現実です。女性システムエンジニアの割合、平均年収、そして今後の将来性について詳しく解説します。
女性システムエンジニア比率
一般的に、システムエンジニアと聞くと男性の仕事という印象を持たれがちです。2021年時点で、ITエンジニアに占める女性の割合は21.0%です。システムエンジニアに限定すると、さらに低い水準となるでしょう。この数字からも、女性システムエンジニアは依然として少数派であることがわかります。
【出典】
一般社団法人 情報サービス産業協会|「2024年度版 情報サービス業基本統計調査」
https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2024report.pdf?250521
しかし、企業によっては女性の採用や育成に積極的に取り組む傾向が強まってきています。特に大手IT企業では女性比率の向上を掲げているところもあり、女性のシステムエンジニアも少しずつ増えてきているといえるでしょう。
女性システムエンジニアの年収
システムエンジニアは高収入が期待できる職種のひとつです。厚生労働省の『令和6年賃金構造基本統計調査』によると、情報通信業の女性の平均年収は約333万円とされています。それに対して同業界の男性平均は約412万円であり、男女間の年収差が存在している状況です。
しかし、女性全体の平均年収(約275万円)と比べると、女性システムエンジニアは約58万円以上高い収入を得ています。情報通信業、特にIT業界のスキルや経験が収入に直結しやすい特性によるものでしょう。
横にスライドできます ▶︎
| 情報通信業 女性 | 情報通信業 男性 | 全職種 女性 |
|---|---|---|
| 333.8万円 | 412.3万円 | 275.3万円 |
【出典】
厚生労働省|令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2024/dl/05.pdf
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2024/dl/01.pdf
女性システムエンジニアの将来性とキャリアの可能性
IT業界全体が人手不足に悩む中、女性システムエンジニアに対する期待はますます高まっています。特に近年は、クラウド、AI、データ分析といった分野の発展に伴い、より多様なスキルを持つ人材が求められています。
システムエンジニアの仕事は、在宅勤務や時短勤務など柔軟な働き方がしやすい職種のひとつです。そのため、結婚・出産・育児などのライフイベントと両立しながらキャリアを継続しやすいのです。ある大手SIerでは、育休から復帰した女性システムエンジニアがリモートワークを活用し、プロジェクトマネージャーとして活躍している事例もあります。こうしたロールモデルの存在は、これからシステムエンジニアを目指す女性にとって大きな励みになるでしょう。
さらに、IT業界は実力主義の傾向が強く、性別に関係なく評価されやすい環境が整っています。技術やスキルを磨けば、リーダー職やマネージャー職にも就けます。
その一方でまだまだ女性比率が低いことから、「ロールモデルが少ない」「職場の理解が追いついていない」といった課題も残っています。年々国や企業の支援制度も整いつつあり、今後は女性が活躍しやすい職種のひとつとしてさらに注目されていくでしょう。
女性がシステムエンジニアになるメリット・デメリット
システムエンジニアは、専門スキルを活かして長期的に活躍できる職種です。しかし、女性がこの業界で働くうえですべてが順風満帆というわけではありません。女性システムエンジニアとして働くうえでの主なメリットとデメリットをご紹介します。
女性がシステムエンジニアになるメリット4選
女性がシステムエンジニアになる主なメリットは以下の4点です。
1. 専門スキルが評価される
システムエンジニアに限らずエンジニア職は成果やスキルで評価される傾向が強く、性別による評価の偏りが少ない傾向があります。実力次第で責任あるポジションに就けるため、実力主義で平等な環境を望む女性にとって魅力的な職種といえるでしょう。
また、プログラミングや設計といった専門業務では、業務効率や品質が評価の基準になります。このように明確な評価軸があることで、女性でも早期に昇進や昇給を実現しやすい傾向があります。
2. 柔軟な働き方が可能
システムエンジニアはデジタル業務が中心です。そのため、在宅勤務やフレックス制度との相性が良い職種です。
実際に、出産や育児などのライフイベントと両立しながらキャリアを続ける女性も増えています。企業によっては子育て支援制度や時短勤務制度を導入しているところも多く、働く環境の整備が進んでいます。
3. 長期的にキャリアを築ける
IT業界は変化のスピードが速い一方で、習得したスキルや経験が長く通用する職種です。たとえば、要件定義や設計などの上流工程のスキルは、プロジェクトや企業が変わっても役立ちます。インフラやクラウド領域にキャリアの拡張や、マネージャーやフリーランスへの転向も視野に入れられます。
さらに、資格を持つことで復帰時の自信につながるだけでなく、より幅広い業務へのチャレンジや昇格にもつながる可能性があります。継続的な学びを重ねていくことで、キャリアの選択肢は確実に広がります。長く働きたいと考える女性にとって、将来性と柔軟性のある職種と言えるでしょう。
4. 転職市場でも評価されやすい
システムエンジニアとして培った経験やスキルは、他業種・他職種への転職でも活かせる強みとなります。たとえば、システム導入支援を行うITコンサルタント職や、Webディレクター、社内システムエンジニアなどへのキャリアチェンジも可能です。
育児やライフイベントに応じてキャリアの方向性を変える際にも、エンジニア経験が大きなアドバンテージになります。
女性がシステムエンジニアになるデメリット3選
さまざまなメリットがある一方で、デメリットや注意点もあります。以下3点が、女性がシステムエンジニアになる際に理解しておくべきデメリットです。
1. 女性のロールモデルが不足している
女性システムエンジニアの割合が少ないため、職場で相談相手や目標となるロールモデルが見つけづらいです。特にキャリアを積み始めたばかりの時期や出産・育休後の復職時などは、今後のキャリアに不安を感じやすいタイミングです。
時には男性が多いチームの中で「女性だから○○」といった偏見や思い込みに直面することもあるかもしれません。職場選びや転職の際は、女性活躍の実績や制度の有無を確認することが重要です。
2. 体力的・精神的にハードな場面もある
システムエンジニアの業務はプロジェクトの進捗によって、繁忙期に長時間労働が発生するケースがあります。納期直前などはトラブル対応や仕様変更などで負荷が高くなり、体力的・精神的に厳しさを感じることもあります。
また、クライアントとのやり取りや仕様調整など、対人関係でストレスを感じる場面もあるでしょう。そのため、技術だけでなく調整力・交渉力も求められる仕事であることを理解しておく必要があります。
3. 文系出身者は初学習の壁がある
システムエンジニアになるためには、プログラミングやアルゴリズムの基礎知識が必要です。女性に限らず理系出身でない方にとっては、学習の最初の段階で苦労を感じることがあるかもしれません。
ただし、文系出身の女性システムエンジニアも多数活躍しており、最近では未経験者向けの学習コンテンツやスクールも充実しています。独学が不安な場合は、ITスクールやオンライン講座などを活用することでスムーズに学習を進められるでしょう。
システムエンジニアに向いている女性の特徴
システムエンジニアに向いている女性の特徴として、以下のような資質が挙げられます。
⚫︎論理的に考えるのが好きな人
⚫︎チームで協力して仕事をするのが得意な人
⚫︎ひとつの課題に粘り強く取り組める人
⚫︎コツコツと継続して学習できる人
女性の中には傾聴力や共感力が高く、クライアント対応やチーム調整で活躍できるタイプの方も多く見られます。
また、視野が広くマルチタスクが得意な人はシステムエンジニアとして非常に重宝されます。性格的な向き不向きはあるものの、「技術が好き」「ITに関わりたい」という気持ちがあれば、女性であっても十分に成功できる職種です。
女性システムエンジニアならではの4つの悩み
女性システムエンジニアは、男性と同様に高度な専門知識とスキルが求められます。その一方で、女性だからこそ直面しやすい悩みやハードルが存在するのも事実です。職場での人間関係、評価のされ方、ワークライフバランス、さらには社会的な固定観念まで、悩みの種類は多岐にわたります。
女性システムエンジニア特有の悩みを4つお伝えします。
キャリアとライフイベントの両立に不安を感じる
最も多く聞かれる悩みのひとつが、結婚・出産・育児などのライフイベントとの両立です。システムエンジニアは納期や障害対応などで突発的な対応を求められる場面も多く、プライベートとの線引きが難しくなることがあります。
特に育児中の女性は、「急な休みでチームに迷惑をかけるのでは」「フルタイムで戻ったときに周囲の目が気になる」といったプレッシャーを感じてしまうかもしれません。他にも、育休や時短制度が整っていても、実際には使いにくい雰囲気があると感じるケースも少なくありません。
「女性らしさ」の固定概念を押し付けられることがある
会議での議事録係や来客時のお茶出しなど、業務に直接関係のない場面で性別による役割期待が暗黙のうちに存在するケースもあります。このような雑務がなぜか女性に自然と任されるというケースは少なくありません。
プロジェクトメンバーや上司から「女性だからお客様対応が向いている」などと、役割を限定されてしまうような発言を受けることもあります。本来であればスキルや適性で判断されるべき業務内容が、性別で決められることに対して違和感を持つ方も多いです。
昇進・評価において不利だと感じることがある
システムエンジニアとして経験を積み、マネジメントやリーダー職を目指す際に、評価の不透明さに不安を感じる女性もいます。中には昇進にあたって「付き合いの良さ」や「長時間労働の実績」が暗黙の評価基準になっているケースもあります。
また、出産や育休によって一定期間業務から離れると、「キャリアが止まった」と見なされてしまうこともあります。このようなケースでは、復帰後のポジションに納得できないと感じる場面があるかもしれません。評価制度の明確さが企業ごとに異なることが原因なので、評価制度を十分に確認しておく必要があります。
社内にロールモデルが少ない
男性が多数を占めるエンジニア業界においては、女性のロールモデルが身近にいないという課題も深刻です。自分と同じようなライフステージやキャリア志向を持った先輩がいないと、将来のイメージが描きづらくなります。
特に、子育てしながらもプロジェクトリーダーとして活躍している女性や、技術一本でフリーランスとして独立した女性といった姿が社内で見られない場合、自分のキャリアの将来像が想像できず不安を感じてしまうかもしれません。
女性システムエンジニアとして、自分らしいキャリアを築こう
システムエンジニアは高度な専門知識とスキルが求められる反面、性別やライフステージに左右されずに長く活躍できる職種です。しかし女性の比率はまだ低く、少数派ならではの悩みやキャリアの不安を抱える方も少なくありません。その一方で、女性だからこそ得られる強みや価値も数多く存在します。
近年は、女性エンジニアのロールモデルを紹介するメディアや、女性向けの技術勉強会、キャリア支援制度も整いつつあります。女性システムエンジニアの活躍がますます求められる時代において、自分の可能性を信じて前進していきましょう。






