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システムエンジニアの10のやりがいと大変なところ|向いてる人は?

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更新日:2025/07/04

システムエンジニアは、自分の技術で社会に貢献できるやりがいのある仕事です。本記事ではやりがいや大変さ、向いている人の特徴まで詳しく解説します。システムエンジニアの仕事に興味がある方や、キャリアに悩む方におすすめの記事です。

目次

  1. はじめに
  2. NEWINGSでは一緒に働く仲間を募集中です!
  3. この記事で言いたいこと
  4. システムエンジニアのやりがい
  5. システムエンジニアの大変なところ
  6. システムエンジニアに向いている人
  7. システムエンジニアのキャリアパス
  8. システムエンジニアはやりがいの多い仕事
  9. NEWINGSではPMOとして一緒に働いていただける方を募集中!

はじめに

システムエンジニアは、ITを通じて課題を解決し、社会や企業を支える職種です。自分のつくったシステムが人の役に立つ喜びや、成長を実感できる点など、やりがいも多くあります。

とはいえ、「自分に向いているのか不安」「大変なことばかりじゃないか」と迷っている方もいるかもしれません。そんな思いを抱えているなら、まずはこの仕事の魅力を知ることから始めてみませんか。

この記事では、システムエンジニアのやりがいや大変なところ、向いている人の特徴、そしてその後のキャリアパスまでをわかりやすく解説します。システムエンジニアという仕事に少しでも興味がある方、将来の働き方に悩んでいる方にこそ読んでいただきたい内容です。

NEWINGSでは一緒に働く仲間を募集中です!

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NEWINGSでは、PMOマネジャーを含め、PMOやSEを募集中です。

SEの経験が浅い方が現場で活躍したり、SEのみの経験からPMOへとキャリアアップした方もいます。
ご興味のある方はぜひ一度、募集要項をご覧いただけますと幸いです。
募集要項一覧|NEWINGS株式会社

この記事で言いたいこと

⚫︎システムエンジニアは成長の実感や達成感を得やすい仕事
⚫︎システムエンジニアは社会貢献性が高く、人の役に立つのが好きな人にもおすすめ
⚫︎システムエンジニアのキャリアパスは広く、自分らしいキャリアプランを描ける

システムエンジニアのやりがい

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システムエンジニアの仕事には、モノづくりの達成感やスキルアップの実感、社会への貢献など、多くのやりがいがあります。ここでは、代表的な10のやりがいについて具体的に紹介していきます。

自分の作ったシステムが動くところを見られる

システムエンジニアの醍醐味は、自分の手がけたシステムが実際に動く瞬間に立ち会えることです。試行錯誤を重ねて作り上げたものが、ユーザーの手で使われ、問題なく動いている様子を見ると、それまでの苦労が一気に報われます。

「自分の仕事がこうして形になったんだ」と実感できるこの瞬間は、何度経験しても嬉しいものです。モノづくりの楽しさを味わいたい人や、結果が目に見える仕事が好きな人には、とてもおすすめできる仕事です。

学歴も職歴も関係なく活躍できる

システムエンジニアの世界では、学歴や過去の経歴よりも、いま持っているスキルや取り組む姿勢が重視されます。たとえ異業種からの転職であっても、努力しだいで十分に活躍できるチャンスがあります。

「実力をきちんと見てもらえる環境で働きたい」と思っている方にはぴったりです。経験が浅くても、成長意欲のある人や、自分の力を試してみたい人にとっては、チャレンジする価値のある仕事です。

成長を感じられる

この仕事では、新しい技術やツールに触れる機会が多く、日々の業務そのものが学びになります。最初は難しいと感じたことでも、気がつけば自然にできるようになっている、そんな成長の実感が得られやすい職種です。

変化の速い業界だからこそ、知識を吸収するほどに前へ進めます。成長を楽しめる人や、自分を高めたいという気持ちを持っている人は、システムエンジニアに向いています。

仕事で得たスキルで自分の好きなものを作れる

システムエンジニアとして身につけた技術は、業務だけにとどまらず、私生活にも活かせます。趣味で便利なアプリを作ったり、身の回りのちょっとした不便を自分で解決したりすることも可能です。

「こんなものがあったらいいな」を自分の手で形にできるのは、この仕事ならではの楽しさです。アイデアを形にするのが好きな人や、ものづくりにワクワクする人には、とてもおすすめできる仕事です。

給与が高め

システムエンジニアは、全体的に見ると比較的高い給与水準にあります。スキルや経験を積むほど年収アップが見込めるため、努力がきちんと報われる職種です。

成果や実力がダイレクトに評価されやすい環境にあるため、やりがいと経済的な安定の両方を手に入れやすいのが魅力です。収入面も大切にしたい人にとって、システムエンジニアはおすすめの仕事です。

キャリアパスが広い

システムエンジニアは、経験を積んだ先の選択肢がとても多い職業です。専門性を高めて技術の道を究めることはもちろん、マネジメントやコンサルティングの領域に進む道も開かれています。

ひとつの会社やポジションにとどまらず、広くキャリアを描けるのは大きな魅力です。自分の可能性を広げたい人や、将来の選択肢を持っていたい人には、挑戦しがいのある仕事でしょう。

社会の役に立てる

システムエンジニアの仕事は、企業の業務改善やサービスの効率化、時には公共インフラの支援など、社会を裏側から支える役割を担っています。目立たないながらも、多くの人の暮らしに関わっています。

自分の手がけたシステムが誰かの役に立っていると感じられる瞬間には、大きなやりがいを感じられます。社会貢献に喜びを感じる人にも、おすすめできる仕事です。

顧客の反応を直に見られることも

プロジェクトによっては、エンドユーザーやクライアントと直接やりとりをする場面もあります。納品したシステムに対して「使いやすいです」「助かっています」といった声を聞けることもあり、その瞬間には何よりの手応えを感じられます。

自分の仕事が人の役に立っている実感を持てるのは、大きなやりがいです。人の役に立つことが好きな人や、フィードバックのある仕事にやりがいを感じる人には、楽しい仕事です。

幅広い業界に関われる

システムエンジニアの活躍の場は、IT業界だけに限りません。医療、金融、製造、教育など、あらゆる業界でITの力が求められており、多様なフィールドで経験を積めます。

業界が変わるごとに、新しい知識や視点が得られるため、飽きることなく成長を続けられます。さまざまな分野に挑戦してみたい人には、やりがいのある仕事でしょう。

コミュニケーションスキルが身に付く

システムエンジニアの仕事は、ひとりで黙々と作業するだけではありません。チームメンバーやクライアントと相談しながら進めることも多く、自然と会話の機会が増えていきます。技術を言葉で伝える力や、相手の要望を正確にくみ取る力が求められます。

そのぶん、日々のやりとりを通じてコミュニケーション能力が磨かれていきます。技術だけでなく、人との関わりも大切にしたい人には、とてもおすすめできる仕事です。

システムエンジニアの大変なところ

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やりがいの多いシステムエンジニアですが、もちろん楽しいことばかりではありません。日々の業務の中には、プレッシャーや負荷のかかる場面もあります。ここでは、実際にどのような点が大変なのかを見ていきましょう。

納期に追われることもある

システム開発には、必ず納期があります。とくにクライアントの都合や外部との連携が絡む場合、タイトなスケジュールになることも珍しくありません。

限られた時間の中で成果を出すには、集中力と判断力が求められます。プレッシャーに弱い人や、急な予定変更に強くない人にとっては、負担を感じやすい環境かもしれません。

チーム全体を見る力が必要

システム開発は複数人で進めるのが基本です。そのため、自分の作業だけでなく、チーム全体の進捗や連携も意識する必要があります。

ほかのメンバーの状況に目を配り、時にはサポートもしながら進めていくことになります。ひとりで完結する仕事を好む人や、周囲と協力するのが苦手な人には、ストレスに感じる場面もあるかもしれません。

勉強し続けなければならない

ITの世界は変化が早く、数年前の常識がすぐに古くなることもあります。そのため、現場で通用するエンジニアであり続けるには、常に学び続ける姿勢が求められます。

学習への意欲がないと、あっという間に取り残されてしまいます。新しいことに興味を持てない人や、学習を負担に感じる人には、続けるのが難しいかもしれません。

トラブル対応も多い

どれだけ注意していても、システムには不具合や想定外のトラブルがつきものです。そうした場面では、すぐに状況を判断し、原因を突き止めて対応しなければなりません。

夜間や休日に急な対応が求められることもあり、気の抜けない場面が続くこともあります。突発的な事態に弱い人や、一定のペースで働きたい人には、負荷が大きく感じられるかもしれません。

システムを作っている実感が得られないことも

大規模なプロジェクトでは、担当する範囲がごく一部に限られることがあります。設計や仕様がすでに決まっている中で、ただ決められた作業をこなすだけという場面も少なくありません。

「自分が何を作っているのか」「どんな価値を提供しているのか」が見えにくくなることもあります。仕事の全体像を把握したい人や、自分の手でモノを作る実感を大切にしたい人には、物足りなさを感じることもあるでしょう。

システムエンジニアに向いている人

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システムエンジニアは幅広いスキルや資質が求められる仕事ですが、向いている人には共通するいくつかの特徴があります。ここでは、どんな人がこの仕事に向いているのかを具体的に見ていきましょう。

プログラミングが好き

​​システムエンジニアの役割はさまざまですが、役割によってはコードを書く機会が多くあります。複雑なロジックを組み立てたり、不具合を解消したりと、地道で繊細な作業が続くことも少なくありません。

単にスキルとしてプログラミングを身につけているだけでなく、「書くこと自体が楽しい」「問題を解決するのが好き」と感じられる人ほど、この仕事を楽しく感じられるでしょう。

新しいことを学ぶのが好き

IT業界は進化のスピードが非常に早く、新しい技術やツールが次々と登場します。システムエンジニアとして現場で活躍し続けるには、日々のアップデートが欠かせません。

未知のものに対して「面白そう」「やってみたい」と前向きに取り組める人は、変化をチャンスととらえて成長できます。学ぶことを楽しめるかどうかが、長く続けられるかの分かれ道になります。

作ってみたいものがある

「こういうアプリがあったら便利なのに」「自分ならもっと良くできる」といった発想がある人は、システムエンジニアとしての伸びしろが大きいです。仕事で得たスキルを、自分のアイデアに応用することも可能です。

作ってみたいものがある人は、技術を学ぶ目的もはっきりしており、吸収も早くなります。目的を持って手を動かせるタイプの人には、特に向いている仕事です。

細かい作業が得意

プログラムは、一文字のミスや順序の違いで正しく動かなくなることもあります。そのため、細部まで丁寧に確認する力が求められます。コードの書き方や設計の整合性にも、正確さが必要です。

細かいところに気がつく人や、黙々と集中して作業するのが苦にならない人は、この仕事に向いています。几帳面さや慎重さが武器になる場面が多くあります。

人と話すのが得意

システムエンジニアは、意外にもコミュニケーションが多い仕事です。チーム内での連携はもちろん、クライアントとのやりとりや要件のヒアリングなど、人と話す機会は日常的にあります。

相手の意図をくみ取ったり、自分の考えを言葉で伝える力がある人は、プロジェクトをスムーズに進めるうえで頼りにされます。技術だけでなく、人との関係づくりが得意な人にも向いている仕事です。

システムエンジニアのキャリアパス

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システムエンジニアとして経験を積んでいくと、将来的にどの方向に進むかを考える時期が訪れます。ここでは代表的な4つのキャリアパスを取り上げ、それぞれの働き方や向いている人、目指し方について解説します。

スペシャリスト

スペシャリストは、特定の技術領域に精通し、その分野における専門家として活躍するキャリアです。たとえばインフラ、セキュリティ、AI、クラウドなどの分野で、高度な知識や経験を活かしてシステム設計やトラブル対応に携わります。

新しい技術を追求するのが好きな人や、特定の分野で深く知識を掘り下げたい人におすすめです。手を動かして課題を解決することにやりがいを感じるタイプに向いています。

スペシャリストを目指すには、まずは現場での実務経験を重ね、自分の得意分野を見つけることが第一歩です。そのうえで、関連資格の取得や個人開発・技術発信を通じてスキルを磨くとよいでしょう。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、クライアント企業の課題をヒアリングし、ITを使った解決策を提案・実行する仕事です。業務フローの改善やシステム導入の企画支援など、技術とビジネスの両方の視点が求められます。

技術だけでなく、経営や業務の仕組みにも関心がある人に向いています。現場から少し離れて、より上流での仕事に挑戦したいという方には特におすすめです。

この道を目指すなら、まずは現場での経験をしっかり積み、業務全体を俯瞰できる力を養うことが重要です。経営に関する知識や論理的思考力、プレゼンテーション力も求められるため、専門書を読んだり実務を通じて習得したりしていくとよいでしょう。

PMO

PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)は、プロジェクトを円滑に進めるための支援を担う役割です。資料作成や進捗管理、予算管理などを通じて、プロジェクト全体を支える存在です。職種によっては業務の標準化やプロセス改善に関わるケースもあります。

チーム全体の状況を把握しながら動ける人や、縁の下の力持ちとしてサポートすることにやりがいを感じる人に向いています。調整役や裏方に回ることが得意なタイプにぴったりです。

PMOを目指すには、まずプロジェクトの中でサブリーダー的な立場を経験し、全体の動きを見渡す力を身につけるとよいでしょう。資料作成力やコミュニケーション力、業務管理スキルなども重要なため、幅広い実務を経験することが近道です。

PM

PM(プロジェクトマネージャー)は、プロジェクトの責任者として、計画から完了まで全体を統括するポジションです。スケジュールや予算、人員の管理、クライアントとの交渉など、幅広い業務を担います。

リーダーシップを発揮したい人や、チームを動かしながら成果を出すことにやりがいを感じる人にはおすすめです。プレッシャーのある環境でも冷静に判断できる人に向いています。

PMを目指すには、まず現場でリーダー的な役割を経験し、少しずつマネジメントスキルを磨いていくことが大切です。プロジェクトマネージャ試験(PM)やPMP®などの資格取得も、スキルの証明に役立ちます。

システムエンジニアはやりがいの多い仕事

システムエンジニアの仕事は、納期のプレッシャーや技術の変化、トラブル対応など、大変なことも少なくありません。それでも、多くの人がこの仕事にやりがいを感じながら、長く続けているのには理由があります。

自分の手でシステムを作り上げ、それが世の中で動き、人の役に立つ――そんな実感を持てるのは、システムエンジニアならではの魅力です。もしあなたが「ものづくりが好き」「誰かの役に立ちたい」と思っているなら、この仕事を目指してみてはいかがでしょうか。

NEWINGSではPMOとして一緒に働いていただける方を募集中!

NEWINGSで一緒に働きませんか?①

NEWINGSでは、PMOやSEを募集中です。

SEの経験が浅い方が現場で活躍していたり、SEのみの経験からPMOへとキャリアアップした方もいます。

ご興味のある方はぜひ一度、募集要項をご覧いただけますと幸いです。
募集要項一覧|NEWINGS株式会社