コラム記事

PMO

PMO成功事例・開発/保守事例|NEWINGS(ニューイング)株式会社

イメージ

更新日:2025/07/25

PMOとしてさまざまなプロジェクトに参画してきたNEWINGSの業務事例をまとめました。PMO職に関心のある方や転職を検討中の方は、ぜひお読みください。

目次

  1. はじめに
  2. NEWINGSでは一緒に働く仲間を募集中です!
  3. PMO事例
  4. 開発・保守事例
  5. NEWINGSではPMOとして一緒に働いていただける方を募集中!

はじめに

ITプロジェクトを成功へと導くうえで、PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)は欠かせない存在です。PMOはプロジェクト全体を俯瞰し、進行状況の管理や課題の抽出・解決を支援することで、開発や運用の現場に安定と効率をもたらします。プロジェクトの複雑化が進むなか、その役割はますます重要になっています。

「プロジェクトの遅延が当たり前になっている」「現場と経営の意図がかみ合わない」、そんな悩みを抱えるチームも多いのではないでしょうか。PMOは、そのような状況を整理し、関係者の連携をスムーズにする役割も担っています。

この記事では、NEWINGSが実際に手がけた具体的な成功事例を紹介します。PMO職に関心のある方や、ITプロジェクトの推進に課題を感じている方のご参考になればと思います。

NEWINGSでは一緒に働く仲間を募集中です!

イメージ

NEWINGSでは、PMOマネジャーを含め、PMOやSEを募集中です。

SEの経験が浅い方が現場で活躍したり、SEのみの経験からPMOへとキャリアアップした方もいます。
ご興味のある方はぜひ一度、募集要項をご覧いただけますと幸いです。
募集要項一覧|NEWINGS株式会社

PMO事例

イメージ

まずはNEWINGSがPMOを担当した4事例を紹介します。

国内大手生命保険会社の保険提案システムの刷新プロジェクト

国内大手生命保険会社の、全体で100億円規模になる大規模案件です。

国内大手の生命保険会社では、複雑化した保険提案システムの刷新の必要に迫られていました。情報の分散やシステムのインターフェースの使いづらさも重なり、営業現場では業務効率に支障をきたしていました。

このプロジェクトでは、NEWINGS代表の長田を筆頭に、PMOを担当。システムの設計に携わった知見を活かし、関係各所との信頼関係を築きながら円滑に進行させました。

総予算約100億円、関係者は600名以上という大規模案件を、クリーンな働き方で完遂。
プレッシャーからくる疲れこそあったものの、オンスケジュールで進められました。

国内大手生命保険会社の保険提案システムの刷新プロジェクト

国内共済保険の新システム構築プロジェクト

前任者の進捗が芳しくない状態からディレクションを引き継ぎ、リプランニングした案件です。

国内共済保険の新商品開発プロジェクトでは、立ち上げから半年が経過しても進捗が思わしくなく、マネジメントの強化が急務となっていました。そこでNEWINGSがPMOとして参画しましたが、当初は「本当に立て直せるのか」と厳しい目を向けられていました。

信頼を得るため、まずは状況のリプランニングを行い、目に見えるアウトプットを積み重ねることで価値を発揮しました。現場の関わる方に協力を得られ、プロジェクトは徐々に前進していきました。

本来2年のプロジェクトだったものの計画を見直し、3年計画として再始動。これまで積み重ねてきた大規模プロジェクトでの経験を活かした先読みが、成功の鍵となりました。

国内共済保険の新システム構築プロジェクト

政府関係機関のシステム刷新プロジェクト

政府機関からの依頼で、6,000万人規模のシステムの刷新に携わりました。

この案件は政府関係機関が運用する、約6,000万人分の記録を扱う巨大システムの刷新プロジェクトです。一次請け企業がマネジメントに苦戦し、立て直しのために当社(NEWINGS)に依頼がありました。

プロジェクト成功の鍵は、人間関係の構築と迅速な判断にあったと思います。開発ベンダー約1,000人が関わる中、PMOとして最大30人の体制で支援。要件定義や提案書チェック、公募ベンダーの評価など多岐にわたる業務を担いました。

品質確保のために言うべきことはしっかり伝えたことも、信頼を得るために役立ちました。結果として、プロジェクトは現在も継続中です。

政府関係機関のシステム刷新プロジェクト

生命保険会社のシステム刷新と運営支援プロジェクト

現在も6名のメンバーが客先に常駐する、クライアントとの距離が近い案件です。

生命保険会社の認証システム刷新と、サーバーのクラウド化を目的としたプロジェクトです。契約者情報の保護が求められる中、4桁パスワードによるログインの脆弱性が大きな課題となっていました。

NEWINGSはクライアント側の立場で参画し、6名が常駐。ベンダーとの橋渡し役として要件伝達や品質チェックを担い、稼働後の運用支援まで見据えた支援を実行。

大手企業特有のフローや文化に対応しながら信頼を得たことで、現在もプロジェクトは継続中。エンジニア視点と高い対人スキルの融合が、成功の鍵になりました。

生命保険会社のシステム刷新と運営支援プロジェクト

開発・保守事例

イメージ

NEWINGSでは開発や運用・保守の案件もお引き受けしています。3事例を紹介します。

地方銀行の勘定系システム刷新プロジェクト

この案件では10行の地方銀行に展開される勘定系システムの開発を請け負いました。

地方銀行10行に展開される予定の次世代勘定系システム。その最初の導入行での刷新プロジェクトに当社(NEWINGS)が参画しました。目的はクラウド型システムへの移行で、データ移行とテスト推進を担当しました。

膨大なデータを扱う金融システムでは、データの損傷や紛失が許されず、慎重な準備と正確な実行が求められます。計画より遅延した状態からの立て直しを任されたNEWINGSは、信頼構築と柔軟な対応力を重視しました。

元エンジニアやデータ移行の経験者を配置し、ベンダーの意向をくみ取りつつ完遂。銀行のDX推進に関わるという、社会的にも意義ある取り組みとなりました。

地方銀行の勘定系システム刷新プロジェクト

官公庁の情報管理システムの開発・運用プロジェクト

設計ミスや動作不良が多発するプロジェクトの立て直しのために、弊社に声がかかった案件です。

官公庁が運用する情報管理システムの開発・運用プロジェクトに、当社(NEWINGS)は開発メンバーとして参画しました。複数国籍・多企業が関与する中、要件と異なる設計や品質の低いテスト結果が問題視され、信頼低下が課題となっていました。

当初は無名の一員としてのスタートでしたが、クライアントとの対話を重ね、設計の方向性や課題のすり合わせを丁寧に実施し、説明資料を率先して作成したり、調整役としての姿勢を示したりしたことが、信頼を生みました。

ベンダーが下請けを絞っていく中、NEWINGSは現在もこの案件を任されています。積極的にコミュニケーションを取り続け、現場への理解を深めたことが、継続の鍵になったと考えています。

官公庁の情報管理システムの開発・運用プロジェクト

自治体で利用するシステムの運用・保守プロジェクト

2010年から続く、長期の運用・保守プロジェクトです。

複数の自治体で利用されるオンプレミス型システムの運用・保守を、2010年頃から当社(NEWINGS)が担当しています。現在は2名体制で、ネットワークやサーバーなどのインフラ領域を中心に支援。システム更新時の構築対応や定期保守など、多様な業務に携わっています。

クライアントのご要望に柔軟に応じ、プロジェクトを円滑に進めるために各所の相談も積極的に受け答えしました。迅速なレスポンスを心がけ、信頼を築いてきました。業務の属人化を防ぐためのマニュアル整備も継続してきました。安定稼働を支えるための工夫が詰まった案件です。

自治体で利用するシステムの運用・保守プロジェクト

NEWINGSではPMOとして一緒に働いていただける方を募集中!

イメージ

NEWINGSでは、PMOやSEを募集中です。

SEの経験が浅い方が現場で活躍していたり、SEのみの経験からPMOへとキャリアアップしたりした方もいます。

ご興味のある方はぜひ一度、募集要項をご覧いただけますと幸いです。
募集要項一覧|NEWINGS株式会社