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国内共済保険の新システム構築プロジェクト
更新日:2024/11/18
NEWINGSが支援してきたプロジェクトについて詳しくご紹介していきます!
Part2は「国内共済保険の新システム構築プロジェクト」についてです。
顧客が抱えていた課題と依頼の経緯
このプロジェクトは国内共済保険の新商品開発プロジェクトです。
弊社が参画した時点で、プロジェクトの立ち上げからすでに半年ほどたっていましたが、プロジェクトの進捗は悪く、20億ほどの規模のプロジェクトであるにもかかわらず、実際には100億ほどかかっていて、システム会社は大赤字、という状況でした。
この状況の立て直しをしようというタイミングで弊社に声がかかりました。
クライアントが国内共済保険、一次請けのベンダーが国内生命保険のシステム会社、弊社はPMOとして参画しました。
NEWINGSのアプローチ
顧客の要件に対し、何も進んでいないという状況であったため、リプランニングから要求されました。顧客からするとこれ以上失敗できないという状況下で、NEWINGSができるのか、見極められながらのスタートでした。
このプロジェクトで最も難しく感じたのは、リプランニングを求められているということと、うまく進んでいないプロジェクトであるため、全員がピリピリしていることです。
NEWINGSに対しても「この会社だったらできるのか」と厳しく見定められます。プロジェクトにはコンサルティング会社も入っていて、比較される部分もありました。そんななかで信頼関係を構築していく必要がありました。
このプロジェクトの途中、「やる気を見せろ」というようなことを言われたこともありました。何をやっているかが見えないという指摘です。そこで弊社はアウトプットをきちんと出したり、システム会社の社員も巻き込み相談したりしながら見える化を図りました。
シンプルなことですが、結局はアウトプットで評価される世界のため、そこをしっかりやっていくことが第一歩だと考えました。
システム会社の社員を巻き込み、味方につけたことで、その後は特に何かを言われることはなくなりました。社員を味方につけてしまった方が、プロジェクトの結果にもコミットしやすくなると感じています。
成功のポイント
このプロジェクトではクライアントに状況を説明し、リプランニングをした時点で、プロジェクト開始から1年ほど経ってしまいました。本来は2年の予定でしたが、期間を1年延期し、3年のプロジェクトとして立て直しを図りました。
このプロジェクト全体を通して、過去に大規模なプロジェクトに携わってきた経験が活きたと思います。たとえば100億規模の大手生命保険会社のプロジェクトや、政府関係機関のシステム刷新などにも弊社は携わってきました。これらのプロジェクトと比べると、このプロジェクトは小規模ですが、大は小を兼ねるというように、大規模プロジェクトでの経験が活きました。過去の経験から「この先こういうことが起きるから、今のうちにこれをやっておこう」というように、先読みできるということが活かされたと感じます。
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この記事の監修
NEWINGS株式会社
所在地:東京都中央区築地3丁目1番12号 フィル・パーク TOKYO GINZA Shintomi Lab. 7階
設立:2015年2月6日
電話:03-6274-8725
HP:https://new-ings.co.jp/
2015年に創業してから、PMO支援やシステムコンサルティング、システム開発支援など幅広いIT事業を手掛けています。特にPMO支援には注力しており、開発経験を持ったPMOがPMのサポート役として業務支援やマネジメントを行っています。今までの経験を活かし、同じくIT業界で働く人に役立つ情報を発信しています。