コラム記事

事業を知る

国内大手生命保険会社の保険提案システムの刷新プロジェクト

公共系業務システム開発支援【PMO・SE】

更新日:2024/11/13

NEWINGSが支援してきたプロジェクトについて詳しくご紹介していきます!
Part1は「国内大手生命保険会社の保険提案システムの刷新プロジェクト」についてです。

顧客が抱えていた課題と依頼の経緯

このプロジェクトは国内の大手生命保険会社の保険提案システムの刷新です。
複雑につくられたシステムの中身をシンプルにしたり、2つに分散されていた顧客の情報を1つに統合したりすることがメインの課題でした。

また、保険の営業担当が顧客に保険のシミュレーションをする際にタブレット端末で見せるシステムでもあるため、画面UIの見やすさ、使いやすさの改善も付随して必要でした。
このシステムはNEWINGS代表の長田がエンジニア時代に携わったシステムだったため、システムの中身を知っている人間として依頼の声がかかりました。

イメージ

NEWINGSのアプローチ

NEWINGSでは、プロジェクト管理を請け負いました。管理のみを請け負うことの難しさとして感じたのは、ベンダーとの関係構築です。

このプロジェクトのベンダーは大手メーカーです。小規模の会社がマネジメントに入るとなると、反感を持たれることも多々あります。

幸いなことにこのプロジェクトをメインで担当した代表の長田が過去のシステムのことを把握しており、システム会社の従業員との面識もあったため、システム会社とは良い関係でスタートできました。
最終的に「この人に言えば何とかなる」という雰囲気をつくったことでプロジェクトの進行がしやすくなりました。システムのことを熟知した上で、開発の目線で意見が言えたことはプラスに働いたと思います。

システム会社のみならず、開発ベンダーとの関係性を上手く作っていく必要もありました。

ベンダー側にも受け入れてもらうために「上の人に言いにくいことがあれば代わりに伝えるので相談してください」と伝えるなど、現場の潤滑油になることを心がけました。

イメージ

成功のポイント

このプロジェクトは代表の長田がSIer時代に携わったシステムの刷新です。
長田は当時、システム会社でそのシステムの開発に関わっていたため、その会社の文化を把握していました。
会社の文化ややり方を知っていることを活かし、開発ベンダーにどう伝えるかということに気を配ったことが成功の秘訣でした。
また、このプロジェクトはアプリケーションの開発だけで50億円ほどの規模、かけた期間は3年。タブレット端末やサーバーなどのハードにかかる予算を含めると、100億円ほどの規模でした。メンバー数はベンダーだけで600人ほど、PMO部隊は弊社だけで12〜13人ほどでした。
このプロジェクトは規模が大きく長期にわたるものでしたが、徹夜や残業はほとんどせずに完了しました。かなり多くの人数が携わるため精神的な疲れはありましたが、無理をして身体的に限界がくるということもなく、クリーンな環境で進められたのもよかった点です。

NEWINGSでは一緒に働いていただける方を募集中!

イメージ

NEWINGSではPMOマネジャーを含め、PMOやSEとして一緒に働いていただける方を募集中!

SEの経験が浅い方が現場で活躍したり、SEのみの経験からPMOへとキャリアアップした方もいます。

これだけ大きなプロジェクトで能力を発揮したい方や、ご興味のある方はぜひ一度、募集要項をご覧いただけますと幸いです。
募集要項一覧|NEWINGS株式会社

この記事の監修

NEWINGS株式会社
所在地:東京都中央区築地3丁目1番12号 フィル・パーク TOKYO GINZA Shintomi Lab. 7階
設立:2015年2月6日
電話:03-6274-8725
HP:https://new-ings.co.jp/

2015年に創業してから、PMO支援やシステムコンサルティング、システム開発支援など幅広いIT事業を手掛けています。特にPMO支援には注力しており、開発経験を持ったPMOがPMのサポート役として業務支援やマネジメントを行っています。今までの経験を活かし、同じくIT業界で働く人に役立つ情報を発信しています。