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政府関係機関のシステム刷新プロジェクト

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更新日:2024/11/25

NEWINGSが支援してきたプロジェクトについて詳しくご紹介していきます!
Part3は「政府関係機関のシステム刷新プロジェクト」についてです。

顧客の課題と依頼の経緯

このプロジェクトは、政府関係機関のシステム刷新プロジェクトです。
記録等を管理するシステムが耐えられないものとなっていたため、刷新する必要がありました。
人口約6,000万人分のデータを管理するシステムで、国内でも最大規模のプロジェクトでした(通常の大手金融機関であっても顧客数は多くて1,000万人程度です)。

当初、一次請けの会社が上手くプロジェクトのコントロールできていない状況で、立て直しを図るために弊社に声がかかりました。

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NEWINGSのアプローチ

プロジェクトの立て直しを図るためには、まず、クライアントとの人間関係の構築から始めなければなりませんでした。現場のことを理解し、クライアントと現場の間に立って調整するスキルが必要になるため、コミュニケーション能力が高いメンバー、エンジニア出身で現場のことを理解できるメンバーをアサインしました。

年間で何百億円単位のお金が動くような巨大プロジェクトだったため、開発ベンダーだけで約1,000人。PMOの役割である弊社社員も多い時期で30人ほど、少ない時期でも10人の体制。関わる人数が多く、期間も1年と短かったためプロジェクトの難易度は高いものでしたが、NEWINGS代表の長田の持つノウハウを活かし円滑に進めることができました。

具体的な担当業務は、政府関係機関側のシステム部門のサポート、ベンダーに対しての要件定義や制作物のチェック、一般公募の審査などです。

政府関係機関の「システム開発」プロジェクトであるため、ベンダーはすべて一般公募となります。ベンダーの選定や審査はもちろん、提案書のチェックや打ち返しも実施しました。
具体的には、分厚い提案書が届き、それをすべてチェックして、質問事項をすべてまとめて打ち返すというような作業です。

公募の要項にあることをきちんと記載できていないベンダーに対しては、「要項のこの部分に対応できていないので対応してください」というようなアドバイスをし、技術力のあるベンダーが漏れてしまうことを防ぐなどしました。

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成功のポイント

今回、弊社が携わった政府関係の「システム開発」プロジェクトは
当初は1年の予定でしたが、品質が基準に達せず2年に延期することになりました。

しかし、品質が悪い部分を発見した際は、「これを言えば納期に間に合わなくなる」ということでもしっかり伝えるということを徹底しました。

よくないことはよくないときちんと伝えること、そのためのコミュニケーション能力を発揮することで信頼を獲得し、このプロジェクトは現在(2024年11月時点)も継続しています。

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NEWINGSではPMOとして一緒に働いていただける方を募集中!

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NEWINGSではPMOマネジャーを含め、PMOやSEとして一緒に働いていただける方を募集中!

SEの経験が浅い方が現場で活躍したり、SEのみの経験からPMOへとキャリアアップした方もいます。

これだけ大きなプロジェクトで能力を発揮したい方や、ご興味のある方はぜひ採用記事もお読みください!
採用記事一覧|NEWINGS株式会社

この記事の監修

NEWINGS株式会社
所在地:東京都中央区築地3丁目1番12号 フィル・パーク TOKYO GINZA Shintomi Lab. 7階
設立:2015年2月6日
電話:03-6274-8725
HP:https://new-ings.co.jp/

2015年に創業してから、PMO支援やシステムコンサルティング、システム開発支援など幅広いIT事業を手掛けています。特にPMO支援には注力しており、開発経験を持ったPMOがPMのサポート役として業務支援やマネジメントを行っています。今までの経験を活かし、同じくIT業界で働く人に役立つ情報を発信しています。